お知らせ・コラム

2024.02.17
住宅・不動産・相続のコラム
境界トラブルと相続前不動産問題と空き家問題を解決した話③

前回のつづき

2023年はコロナ禍が明けたことも有りとても忙しくなってしまい、それを言い訳にすっかりコラムの更新を疎かにしていました。その間も不動産に係る問題を沢山解決したネタは有るのですが追々少しずつでも更新していきたいと思います。


さて「接道不適合」の土地に隣する土地建物がいわゆる空き家の状態で、相続されている所有者さんへ、自分の土地の確定測量図を作製したいことと、更に接道不適合の状態になっている隣地の土地(上図参照)を売って欲しい旨の話を唐突に相続人へ連絡したところ、相手はなんと言ってきたか。

この時にはまだ弊社はやり取りに関わっておらず、測量士さんと所有者さん達だけで取り掛かっていたようで、この段階で接道不適合にしている土地を売ることについて「NO」と言われていたかは判りませんが、弊社にお話が来た時にはすでに「NO」の状態でした。また確定測量図作製における境界立会についても未承認=NOという状態でした。ひとことで言うと最悪の状態です。




絡まった糸をほぐす時間にコロナ禍もあり約3年

上記までのような状態で不動産を売却したいというお話が協力業者さんのところに入り、弊社も協力しながら売却を開始しようとまずは不動産の査定から始めました。査定を行うには不動産業者は調査を行います。話は少しずれますが現代においてはインターネットで簡単に不動産の売却査定が行えます。ということを売り文句にして商売をしている売却査定サイトなるものが有りますが、本来不動産業者は様々な調査を行い査定金額の基になる根拠を提示しなければなりません。これは法的にも決められていますのでそんな簡単に金額の提示はできないのですが、人との接点(特に不動産業者)を持ちたくない現在の消費者ニーズには合っているのでしょうね。

話を元に戻します。調査を行った結果今までのお話の状況が判り売主様に伝えたところ売主様も既に理解されていて、どうにもならなくなったからこそご相談に来られたようでした。売却を試みようにも境界確定すらできない状態ですので、まずは隣地空き家の所有者にコンタクトを取ることから開始しました。幸い相続の登記は成されていたので、登記先の住所へ手紙を送りました。ところが既に話がこじれた状態なのにも関わらず新たに不動産業者が登場したので、相手方は全くもって弊社に対して敵意を露わにされています。ただ幸いなことに無視ではなく敵意を持って接触してくれました。そして弊社と会ってくれることになりました。結果を先に言いますとこの案件を解決するのには約3年の時間を費やすことになりました。そう売主様から相談を受けたのが2019年の初め、相手方へ最初に手紙でコンタクトを取ったのは2019年の夏、その後にコロナ禍が始まり人と接触することができなくなってしまいます。しかも相手方は医療関係者の方でした。

つづく・・・