お知らせ・コラム

2018.05.18
お知らせ
ツバメの暮らし

季節は梅雨空 真っただ中ですね。

弊社が在ります多摩区宿河原は多摩川が近いこともあるからか春が過ぎると燕がやってきます。

燕って人間に近い距離に巣を作って子育てしますよね。人間が害を加えないからか、または人間の近くに巣を造ることによってカラスや野良猫などからの身を守っているのか判りませんが、とにかく彼らの住まい、物件探しの第一条件は人間に近いことだと思います。


遅生まれの雛たち

弊社のお店はオーニングのようなテントが有るため燕が巣を造りやすい状況になっています。ただ、オーニングの高さがあまり無い為、燕はあまり巣を造っていませんでした。

近くのコンビニエンスストアには既に雛が生まれていて、親鳥が餌をせっせと運んでいるのを見かけていたのですが(今はもう巣立ちそう)、そんななか弊社の脇にも燕の夫婦が巣を造っていました。ただ、巣ができるのも遅かったし雛が産まれる気配もありませんでした。

燕が巣を造る家は縁起が良いなんて聞いたことが有りますから、なんとなく気にかけて見ていたところ産まれました!思わず望遠レンズを持ってきて撮影してしまいました!


燕もオシドリみたいに仲良し夫婦らしい

いつも夫婦交代で一羽は餌を取りに行き、もう一羽が電線から雛を見張っているんです。私が近づくとピューっと飛んできてツバメ返しをしていきます。(警戒されていますね)それで夜になると一羽が巣の中で眠って、一羽は鉄筋につかまって寝ているんです。その光景が仲睦まじいようで妙に感心してしまいました。

最近、夫婦喧嘩をしたであろう腹いせに不動産売却査定の相談がありました。自宅まで査定に行きましたが「これは勢いだけで私に来させたな・・・」と思いました。暫くして電話をするとやはりケロッと「売るの止めました」と言われて、想定していましたが、無理に売らなくて良かったな・・・子供が途方に暮れなくて良かったな・・・と思いましたが少しは燕を見習って欲しい・・・とも思いました。