お知らせ・コラム

2020.08.10
住宅・不動産・相続のコラム
自然災害についてのWEBセミナー

ハザードマップでの説明義務化を法改正

令和2年7月の熊本県豪雨災害、その後の大雨によって各地で被害に遭われた皆様にお見舞い申し上げます。

このコラムを立ち上げた時から、弊社は自然災害と不動産や住宅購入についてのお話しを何度か取り上げてきました。それと言うのも不動産や家を買う=生活を買うことで、生活には必ず自然や環境の影響が有るということと、私自身が自然の中で行うスポーツや天候について興味が深いことも有ってのことでした。

近年は大型台風での被害が有りましたが、今年は台風が来る間もなく梅雨の時期に大雨の被害が各地で起き、聞きなれなかった線状降水帯も何度も発生していたようです。

そんななか私たち不動産業者にとって関係の有る宅地建物取引業法の法改正により、重要事項説明にて水害ハザードマップでの説明が義務化されることとなりました。私は10年以上前から重要事項説明での特記事項として記載と説明を行っていましたが、これが義務化されるというのはやはりそれだけ水災のリスクが高まっているというこなのかもしれません。

JHSによる豪雨・浸水セミナー

そのような時代の背景から不動産や住宅の購入、家を建てる際には地勢がとても重要になってくるのではないでしょうか。

ジャパンホームシールドさんという会社が有ります。この会社は家や建物を建てる時に最も重要な基礎、そして基礎の下にある更に重要な地盤の調査を行っている会社で弊社も調査をお願いしています。地盤調査とはその名の通りですが、土地における地盤の強度や地層の判定、支持層といわれる固い地盤の位置特定など地盤に関するプロフェッショナルです。

そのジャパンホームシールドさんが昨今の自然災害を念頭に、ウェザーニューズさんが7月の水災発生よりも前にWEBセミナーを行いました。セミナーの中にも出てくるのですが川が氾濫してしまうポイントのお話しが有り、今回熊本で氾濫してしまいメディアでも取り上げられていたような状態のお話しがそのまま出ていました。

つまりは起こるべくして起きてしまう水災であれば、事前に知ることにより対策を用意したり、新たに不動産や住宅を購入する際にはそのような場所を回避することもできると思います。YouTubeで公開されているのですがあまり見られていない為、是非多くの人に見ていただきたくここでもリンクを張らせていただきます。

とても勉強になります。

セミナー1 昨今の異常気象について

セミナー2 浸水する地形条件について


セミナー3 住宅地盤会社が考える洪水対策