うちなーへちゃーびらさい 2日目

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  前回の沖縄の続き

前回25年ぶりに行った沖縄で都市計画的な観点の美ら海水族館の話を書きました。初日は美ら海水族館近くのホテルに泊まり、翌日は「海へ行こう」と旅行の前から話してはいたのですが、海へ行く以外決まっていないというこの無計画さ。当初はサーフィンを体験させたいなんて思ったりもしていましたが、沖縄の海はアウターリーフなのでポイントは限られているし、ガイドさんも必要など色々と大変ということで、リサーチを妻にもお願いしていましたが全くリサーチせず。出た言葉が「旅行会社に申し込みしたので私の仕事は終わった」でした・・・まぁ想定の範疇なので・・・ということでネットで検索すると美ら海水族館周辺は沖縄のなかでもお勧めのビーチが多いらしい、その中でも瀬底島の瀬底ビーチが綺麗であるとの情報があり行ってきたのが上の写真です。瀬底島に行くには瀬底大橋という橋を渡っていく必要がありこの大橋も都市計画で造られた橋ということになるでしょう。橋を渡った時の景観は普段の生活ではなかなかお目にかかれない絶景で、その後はサトウキビ畑が広がる風光明媚な景色を通りビーチに着きました。

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ビーチに向かう前に見た光景はプチバブルの残骸

サトウキビ畑を抜け坂道を下っていくと駐車場に到着しました。そこからはまだ海は見えないのですが、代わりに目に入ってきたのはこの大きな建築物。ひと目で建築がとん挫したことが判るホテルです。いろいろな理由で開発途中で断念したのでしょうね。上の写真は海を見渡せるような造りになっていますがこの棟だけではありません。かなりの規模です。

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帰ってきてから調べました。2005年に立ち上げた現地法人が進めていたプロジェクトで沖縄県内最大級のホテルを計画していたが、サブプライムローン問題による云々と書いてありました。つまりプチバブルからのリーマンショックですね。開発においても色々と問題があったようです。これだけ綺麗でのどかな島にこれだけの開発をすれば反対も起きるでしょうし、ましてやとん挫して竣工もできず営業もできないとなれば、地元の人も「ちゃーすんばー」って話です。現地法人ですから行政も絡んだ都市計画規模の開発だったのでしょう。ただ、その後天下の森トラストが買い取りを行い(いくらで買ったのかが気になりますが)2020年をめどにホテル開業を目指しているようです。2020年と言えば東京オリンピックの年ですが、東京から遠く離れた沖縄の島にも観光客をさらに呼び込もうとしているのでしょうか。

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それでも海と空は鮮やかに碧く、雲と浜はどこまでも白い

ビギンの有名な歌に島人ぬ宝という曲があります。「汚れてくサンゴも減っていく魚もどうしたらいいのかわからない」と唄っています。25年前に訪れた時から開発は進んでいるし、今もこれからも沖縄の発展として進んでいくでしょう。旅行者が簡単なことを言うことはできません。でも、この日本離れした風景や環境が少しでも維持できるように発展していってもらえたら良いな、と思えるような束の間のゆったりした時間を過ごすことができました。

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